多分、何を習得する時もそうだと思いますが、
実際に覚える時は「知識2割に、経験8割」だと思います。
イラストレーターも、
知識だけでは身にはつかないんですね。
それでいうと、アドビ イラストレーターのマニュアル本というやつは、
「知識の集大成」なワケで、わりとカンタンに手に入ります。
「経験」の部分をどうフォローするかがキモになってくるんですね。
しかし、アドビ イラストレーター習得の場合、
「経験の集大成」というのも、実はカンタンに手に入ります。
ちょっと考えればわかることなんですけど、
これ、以外とやらない人が多いんです。
それは、ズバリ…
「資料集め」です。
カテゴリーの『○○を制するものはイラレを制する!』の
『○○』は、ズバリ『資料』です。
考えてみれば、世に出ている印刷物はほとんど全て、
イラストレーターで作られています。
新聞をとっていれば、チラシはタダですね。
近頃はオシャレなフリーペーパーがタダで山ほど配られています。
マニュアル本は一冊1500円~3000円くらい。
資料はタダのものも少なくありません。
マニュアル本は、複数冊持っている方が初心者には望ましいですが、
基本的には良書が一冊あれば充分です。
それより資料を山ほど集めた方がいいです。
プロが作った印刷物はまさに「経験の集大成」です。
それがタダで手に入るワケですから、集めない手はありません。
アシスタントデザイナー、まぁ平たく言えば「雑用係」なんですが、
の、最初の仕事の中に、この「資料集め」があります。
資料を集めているうちに、膨大な量の資料を見る事になるので、
それ自体が訓練になっているんですね。
デザイン事務所の場合は、集めた資料を先輩がチェックするので、
使えないようなヤツを集めると、文句言われるので真剣です(^_^;)
ポイントは「使いやすいように」資料を集めることです。
チラシを作る為にイラストレーターを覚えたい人は、
まずはチラシを集めるといいでしょう。
それも同業他社のものを多く集めると参考にしやすいです。
チラシでなくても、カッコイイと思うものは、
カッコイイと思ったものとして集めます。
ここから、色使いや書体なんかをマネたりするワケです。
しかし、当初は何も考えず、ひたすら集めてください。
チラシだろうが雑誌だろうが、カッコよかろうが悪かろうが、
なんでもいいです。
集めてるうちに「目」ができあがってきます。
で、「目」が多少でもできあがってから、
要らないヤツを捨ててください。
これが後で効いてきます。
センスを身につけつつ、それでいて、
集めた膨大な資料を活かせば、センスがなくても、
チラスを作ったりすることが可能になるんですね~。
その方法は、おいおい説明していきますね。
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