トレース中イラストレーターとフォトショップの連携で一番分かりやすいのは、
フォトショップで取り込んだ写真を、
イラストレーターで、図形や文字と一緒にレイアウトして、
チラシなどを作るという、完全分業パターンです。
今回は『フォトショップからイラストレーターへ』の
連携パターンをご紹介します。
といっても、左の図を見ればすぐにわかりますよね。
そう、フォトショップで取り込んだ下絵を、
イラストレーターでトレースするというパターンです。
1コマ目がフォトショップで取り込んだ画像。
2コマ目がその画像をイラストレーターのファイルに”配置”して、
“ペンツール”でトレースしているところ。
3コマ目がトレースの済んだ画像に色をつけて完成させたもの。
これも連携の形としてはわかりやすく、
かつ最もよく行なわれる連携の一つです。
手書きの下書きを写真画像として、フォトショップでそのまま取り込み、
製図的に整理された線を描くことが得意な、
イラストレーターを使って清書していく。
結果として、イラストレーターのデータにすると線や塗りがキレイになることはもちろん、
データ自体が軽くなり、『ベクター画像』なので拡大縮小しても画像が粗くなりません。
そのうえ髪の色や、顔の表情を修正するのもカンタンになります。
ちなみにイラストを描く時には、まず手書きの下絵を用意した方がいいでしょう。
いきなりイラストレーターで描きはじめるのは、
それなりにソフトに習熟してからにしましょう。
では『イラストレーターからフォトショップへ』の連携はなんでしょう?
続きは次回です。
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