ペンツールとは「ベジェ曲線」
というデータ形式で線を描くためのツールで、
イラストレーターの特徴的な機能です。
しかしこれが慣れるまでなかなか難しくて、
初心者が挫折しがちなポイントでもあります。
慣れると簡単で、むしろ手描きで描くより、
上手く描けたりして便利なんですけどね。
後から絵のバランス調整するのも楽ですし。
僕なんかは手描きでほとんど絵が描けないので、
仕事で絵を描く必要が出てきた場合は
ほぼベジェ曲線で描いています。
慣れると便利ではあるけども、
慣れるまでがやや苦労しがちなベジェ曲線。
ベジェ曲線の練習方法として
僕がおすすめしているのは写真の切り抜きです。
ベジェ曲線を身に付けたい、と思っても、
ひたすら練習の為、無目的に線を描き続けるのは
なかなか苦痛でもありますし続かないと思います。
とはいえ、繰り返し描き続けないと、
なかなか「身に付く」というところまで行きません。
写真の切り抜きは、この「繰り返し描く」
という部分でとても効果的です。
写真の切り抜き、という目的があると、
折に触れイラストレーターを使う事になりますし、
実用的に便利でモチベーションにもなるからです。
例えば仕事でパソコンを使われている方だと、
WordやExcel、PowerPointなんかを
使われる方は多いと思います。
イラストレーターで写真の切抜きができると、
こういったOffice系のソフトで企画書やチラシを
作ったりするときに切り抜き写真が使えたりします。
切り抜き写真が使えると表現の幅って、
すごく広がりますよね。
普段から便利に使って、
結果的に繰り返し線を描くことになり、
その結果としてベジェ曲線が身に付く。
動画では、写真の切り抜きと、
切り抜いた写真をOffice系ソフトに使える
データ形式に書き出すまでを紹介しています。
ちなみに市販の書籍でも、
こういったベジェ曲線の練習帳みたいなものが
出版されています。
描き方のコツや手順についても
丁寧な説明がありますので、
購入してみるのも良いかもしれません。
写真の切り抜きはマスターして、
もっと色んな事ができるようになりたい方や、
イラストを描いてみたい方にはおすすめです。
イラストが描けるとデザイン的にも、
表現の幅がとても広がります。
イラストって他人に描いてもらうと、
結構良い値段になったりしますが、
自分で描けると全てタダです。
習得の価値の高いスキルと言えるでしょう。
ベジェ曲線の練習を目的とする場合、
ちょっと難易度が高くて中級者以上向け、
という事になるとは思います。
が、手描きで絵が描けない人でも、
イラストレーターをマスターすれば、
こういった絵も描けるようになる、
という意味では夢がありますよね。
また、イラストレーターで描いたイラストは、
流用・再利用がしやすいので便利です。
パンフレットやホームページでの、
マンガ表現は需要も高いですし、
描ける様になると便利な場面は多いでしょう。
楽しんで学べそうでもありますので、
やや難易度は上がりますが、
こちらの本もおすすめです。
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